Profound AI Searchは自社向き?機能と料金を解説

対象AI、言語・地域、企業・ブランド数、契約期間と運用体制を先に決めると、StarterやGrowthで足りるか、Enterpriseの商談が必要かを判断しやすくなります。Starterは月額99米ドル相当、Growthは月額399米ドル。

  1. 4つの条件からプランを選択対象AI、言語・地域、企業・ブランド数、契約期間と運用体制を先に決めると、StarterやGrowthで足りるか、Enterpriseの商談が必要かを判断しやすくなります。
  2. StarterとGrowthは年払いStarterは月額99米ドル相当、Growthは月額399米ドル相当と表示されていますが、どちらも年払いです。表示額だけでなく、対応AIやプロンプト数、言語・地域の範囲まで確認が必要です。
  3. 複数企業・複数市場はEnterprise複数企業、カスタムの言語・地域・プロンプト、APIが必要な運用はEnterpriseの対象です。価格や上限は個別見積もりで確かめる必要があります。
  4. Optyinoとは利用条件で選び分け質問需要やコンテンツ制作、AIクローラーまで扱いたい場合はProfound、日本語の日次観測や引用・流入・実クエリ分析を月額契約で始めたい場合はOptyinoが候補になります。
森下 浩志
監修者森下 浩志Wallabee 代表

早稲田大学基幹理工学部出身。在学中よりマーケティングに従事し、月間100万PV超のWebメディア運営等の実績を持つ。2023年に株式会社Wallabeeを創業し、AIメディア事業を成長・譲渡した後、現在はAI検索最適化(GEO)領域に特化したプロダクトを開発。“AIに選ばれるブランドになる”ための新しいマーケティングの研究・実践に取り組んでいる。

Profound AI Searchを選ぶ4つの判断軸

Profoundを選ぶときは、対象AI、言語・地域、管理する企業・ブランド数、契約期間と運用体制の4軸を先に揃えると判断しやすくなります。Profound公式サイトでは、AI回答上のブランド分析だけでなく、質問需要、コンテンツ制作、AIクローラーの動きまで扱うマーケティング基盤と位置づけられています。

ただし、製品ページに並ぶAIがすべてのプランで使えるわけではありません。料金ページではStarterがChatGPT、GrowthがChatGPT・Perplexity・Google AI Overviewsに対応し、StarterとGrowthは1言語・1地域、年払いです。複数企業やカスタムの言語・地域、APIが必要ならEnterpriseの商談対象になるため、表示上の月額だけで決めず、自社の必要条件がどのプランに入るかを確認しましょう。

Profoundを選ぶ4つの判断軸

判断軸先に決めることプランを見るポイント
対象AI観測したいAIと優先順位StarterはChatGPT、Growthは3つ、Enterpriseは最大10
言語・地域開始時と拡張後の市場Starter・Growthは各1、カスタムはEnterprise
企業・ブランド数別管理が必要な企業・ブランド複数企業はEnterpriseの対象
契約期間と体制年払いの可否、利用者数、データ連携Starter・Growthは年払い。席数と出力条件も比較

表示価格だけでなく、必要条件がセルフサービス型の範囲に収まるかを先に確認

Profound AI Searchでできる5つのこと

Profoundの主要機能は、Answer Engine Insights、Prompt Volumes、Agents、Agent Analytics、Aimの5つです。AI回答での見え方を調べるだけでなく、需要の把握や制作、AIクローラーの分析までを一つの製品群で扱います。

機能名が同じでも、利用枠や対象AIはプランによって異なります。役割と契約条件を分けて見ていきましょう。

① Answer Engine Insights

Answer Engine Insightsは、AIが自社ブランドをどのように表現しているかを見る機能です。ブランドが回答に現れたかだけでなく、どのような文脈で扱われるかを観測する入口になります。

料金ページでは、Starterが月1,500回答、Growthが月9,000回答を日次で扱うと案内されています。これは各プランで観測できる回答数の枠であり、導入による露出改善を保証する数字ではありません。自社の対象テーマを十分に観測できるかは、登録するプロンプト数と合わせて判断する必要があります。

② Prompt Volumes

Prompt Volumesは、AI上で人々が何を尋ねているかを探る機能です。自社が追いたいテーマを担当者の勘だけで決めず、AIでの質問需要を見ながら観測対象やコンテンツ候補を考える材料にできます。

ここで注意したいのは、一般的な検索エンジンの検索ボリュームと同じ指標だとは限らないことです。Profound公式サイトが示すのはAI上の質問需要を見る役割であるため、数値の集計方法や対象範囲、更新頻度をデモで確認すると、既存のSEOデータとの使い分けを判断しやすくなります。

③ Agents

Agentsは、Profoundの製品内でコンテンツ制作を進める機能です。分析結果を見るだけでなく、制作まで同じ製品群で扱いたい企業にとって選定理由になりますが、生成物の品質や具体的な作業範囲は実際の出力で確かめる必要があります。

料金ページでは、Starterに月100クレジット、Growthに月400クレジットが含まれます。必要量は制作本数だけでは決まらないため、1回の作業で消費するクレジットと、修正や再生成を含めた運用量をデモで確認すると安心です。

④ Agent Analytics

Agent Analyticsは、AIクローラーが自社サイトをどのように解釈し、クロールしているかを追う機能です。AI回答上のブランド露出だけでなく、その手前にあるサイトへのアクセス状況も見たい企業に適しています。

Profound公式サイトでは、ChatGPT、Gemini、Claude、Perplexityなどの名前が紹介されています。ただし、製品ページに掲載されたAI名と、各料金プランでAnswer Engine Insightsの対象になるAIは同じとは限りません。Agent Analyticsで識別できるクローラーと、契約プランで利用できる範囲を分けて確認しましょう。

⑤ Aim

Aimは、Profound公式サイトが主要機能として掲げる機能の一つです。名称から役割を決めつけず、どの分析結果をもとに何を優先課題として示すのかをデモで確かめるのが安全です。

公式の製品紹介ページと料金ページだけでは、Aimの詳しい出力内容やプラン別の利用範囲は限定的です。自社の判断に使える粒度か、担当者による調整が必要か、施策の実行までどこまで支援するかを商談で聞くと、導入後の役割分担を決めやすくなります。

Profound AI Searchの料金プランは3種類

Profoundの料金プランはStarter、Growth、Enterpriseの3種類です。StarterとGrowthの表示額は年払い時の月額換算であり、対応AI、プロンプト数、月間回答数、席数、データ出力の条件が異なります。

複数企業やカスタムの言語・地域、APIが必要な場合はEnterpriseで個別に確かめます。まずセルフサービス型の2プランで足りるかを見て、不足条件がある場合だけ商談項目を整理すると比較しやすくなります。

Profoundの3プラン比較

項目StarterGrowthEnterprise
料金月額99米ドル相当・年払い月額399米ドル相当・年払い個別見積もり
対象AIChatGPTChatGPT、Perplexity、Google AI Overviews最大10のAnswer Engine
プロンプト・回答50件・月1,500回答100件・月9,000回答カスタム
言語・地域各1各1カスタム
利用者1席3席カスタム
Agents月100クレジット月400クレジットカスタム
データ連携出力なし・APIなしCSV・JSON出力・APIなしCSV・JSON出力・APIあり
企業数1社向け1社向け複数企業に対応
出典:Profound公式料金ページ

StarterとGrowthの金額は年払い時の月額換算。税や請求総額は契約前に確認

Starter

Starterは年払いで月額99米ドル相当と表示され、対象AIはChatGPTです。50プロンプト、月1,500回答、1言語・1地域を日次で扱い、利用者は1席なので、一つの企業で対象を絞って始める構成です。

Agentsは月100クレジットで、データ出力には対応していません。ChatGPT以外も追いたい、複数人で使いたい、CSVやJSONで社内分析に回したい場合は、Starterの価格だけで決めずGrowth以上を比較する必要があります。

Growth

Growthは年払いで月額399米ドル相当と表示され、ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewsを対象にできます。100プロンプト、月9,000回答を日次で扱い、1言語・1地域、3席まで利用できます。

さらに、Agentsは月400クレジット、Opportunitiesは週4件、CSV・JSON出力に対応します。複数のAIを横断して観測し、担当者間で共有したり外部分析へつないだりしたい場合にStarterとの差が出ます。一方、言語と地域は各1つなので、多市場運用を想定する場合はEnterpriseの条件も確認が必要です。

Enterprise

Enterpriseは、最大10のAnswer Engine、複数企業、カスタムのプロンプト・言語・地域を必要とする運用向けです。API、専用Slack、SSO・SAML、SOC 2にも対応すると案内されており、セルフサービス型のプランより組織的な利用条件を広げられます。

価格は個別見積もりです。複数企業・ブランドの数え方、言語と地域の追加単位、回答数や席数の上限、APIの利用条件、初期費用や追加費用は公開ページだけで決めつけず、商談で自社条件に合わせて確認しましょう。

Profound AI SearchとOptyinoの違い

ProfoundとOptyinoは、どちらもAI上のブランド観測に使えますが、公開されている機能範囲と契約条件が異なります。Profoundは質問需要、コンテンツ制作、AIクローラー分析までを製品群に含み、複数企業・複数市場へ広げる場合はEnterpriseで個別設計する構成です。

Optyinoは、日本語でAI・プロンプト・競合を日次観測し、メンション、引用、AI経由の流入、実クエリなどを分析することに軸があります。料金はEntryが月額11,000円、Standardが33,000円、Proが88,000円で、いずれも税込・月次解約可能です。

質問需要から制作まで一つの製品群で扱うことや、AIクローラー、多市場への拡張を重視するならProfoundが候補です。日本語の日次観測と引用・流入・実クエリ分析を、円建ての月額契約で始めたいならOptyinoが候補になります。通貨や表示額だけを比べず、必要なAI、言語・地域、機能、契約期間を同じ条件に揃えて選びましょう。

ProfoundとOptyinoの比較

比較軸ProfoundOptyino
中心機能AI回答分析、質問需要、制作、AIクローラー分析AI回答の表示・引用・競合差、AI流入、実クエリの分析
対象AIStarterは1つ、Growthは3つ、Enterpriseは最大10Entryは1つ、Standardは4つ、Proは6つ、Enterpriseは全8
言語・地域Starter・Growthは各1。日本語・日本市場の詳細は要確認全プラン日本語、日次更新
セルフサービス型の料金月額99米ドル相当または399米ドル相当・年払い月額11,000円、33,000円、88,000円・税込
契約期間Starter・Growthは年払い月額契約は月次解約可能
拡張複数企業、カスタム言語・地域、APIはEnterpriseブランド追加は追加契約、Enterpriseはカスタム設計
出典:

原通貨、税、契約期間が異なるため、金額順ではなく必要な利用条件を揃えて比較

Profound AI Searchが向いている企業

Profoundは、AI回答でのブランド観測だけでなく、質問需要、コンテンツ制作、AIクローラーの分析まで同じ製品群で扱いたい企業に合いやすい選択肢です。さらに、複数企業や複数市場へ広げる計画がある場合もEnterpriseを検討できます。

ただし、機能があることと自社の成果につながることは別です。必要なデータ、担当者の作業、レビュー体制まで含めて適合性を判断しましょう。

質問需要からコンテンツ制作まで扱いたい企業

AI上の質問需要を把握し、その情報をコンテンツ制作へつなげたい企業はProfoundの機能範囲と合いやすいでしょう。Prompt Volumesで人々がAIに何を尋ねているかを見て、Agentsで制作を進めるという役割が一つの製品群に用意されています。

一方、Agentsはプランごとのクレジット制です。制作量に必要なクレジット、担当者による事実確認や編集、既存の承認工程とのつなぎ方を先に決めないと、機能を使い切れない可能性があります。自動で成果が出る前提ではなく、人が確認する運用まで含めて選びましょう。

AIクローラーの動きまで追いたい企業

AI回答でのブランドの見え方に加えて、AIクローラーが自社サイトをどのように解釈し、クロールしているかも追いたい企業には、Agent Analyticsが選定理由になります。回答の観測とサイト側の動きを分けて見られる点に意味があります。

導入前には、自社で重視するAIクローラーを識別できるか、どの期間と粒度で確認できるか、既存のアクセス解析とどう使い分けるかをデモで確かめましょう。公式ページで示される機能名だけで運用を決めず、実際の画面と自社データで判断することが大切です。

複数企業・複数市場へ広げたい企業

複数企業や複数市場へ運用を広げたい企業は、ProfoundのEnterpriseが候補になります。料金ページでは、複数企業、カスタムのプロンプト・言語・地域、最大10のAnswer Engine、APIがEnterpriseの範囲として示されています。

ただし、具体的な上限と価格は個別確認です。将来の拡張性だけで契約を決めず、最初に使う企業数・市場・言語、追加予定、データ連携、利用者数を整理し、初期構成と拡張時の費用を商談で分けて聞くと過不足を判断しやすくなります。

導入前にデモで確かめたい5項目

導入前には、日本語・対象地域、年払いの総額と解約条件、無料試用、Enterpriseの上限と追加費用、自社データでの結果品質の5点を確かめましょう。料金ページではStarterとGrowthが各1言語・1地域、年払いであることは分かりますが、日本語や日本市場の具体的な対応範囲、税、返金・解約の詳細までは契約前の確認が必要です。

無料試用については料金ページにGrowthの「Try for free」と表示されていますが、期間や対象機能などの条件を確認してから始めるのが安全です。Enterpriseでは、複数企業の数え方、追加する言語・地域・席、API、支援範囲ごとの費用を見積もりに含めてもらいましょう。

最後に、自社の代表的なプロンプトとサイトを使い、回答の取得範囲、分析画面、データ出力、AgentsやAimの出力を実際の運用担当者と確認します。必要なAIや市場がプランに入らない、契約期間が予算方針と合わない、人による確認体制を用意できない場合は、別プランや他の選択肢も比較した方がよいでしょう。

デモ・商談前の確認チェック

  • 日本語と対象地域日本語プロンプト、対象市場、画面・サポート言語が自社運用に合うか
  • 年払いの総額と解約税、請求総額、更新日、途中解約、返金の条件
  • 無料試用の範囲期間、対象機能、支払い情報、試用後の課金条件
  • Enterpriseの上限と費用企業・言語・地域・席・APIの追加単位と見積もり条件
  • 自社データでの結果品質代表プロンプト、サイト、分析画面、データ出力、Agents・Aimの実際の出力

よくある質問

  1. Profoundは日本語や日本市場で利用できますか?

    料金ページではStarterとGrowthが各1言語・1地域、Enterpriseがカスタムの言語・地域に対応すると案内されていますが、日本語や日本市場の具体的な対応範囲は明記されていません。日本語のプロンプト、対象地域、分析画面やサポートの言語をデモで確認してください。
  2. Profoundは無料で試せますか?

    料金ページにはGrowthの「Try for free」という導線があります。ただし、試用期間、対象機能、支払い情報の要否などの条件は表示だけでは判断できないため、開始画面や営業窓口で確認してください。
  3. 複数ブランドをStarterやGrowthで管理できますか?

    料金ページでは「複数企業」がEnterpriseの機能として示されています。複数ブランドを別企業として管理する運用ならEnterpriseが候補になりますが、同一企業内の複数ブランドをStarterやGrowthでどう数えるかは、契約前に確認が必要です。
  4. 年払いの総額や解約条件はどこで確認できますか?

    料金ページではStarterとGrowthが年払いで、2か月分無料の月額換算として表示されています。年払いの請求総額、税、更新日、途中解約・返金の条件は、申込画面の契約条件または営業窓口で確認してください。

Profound AI Searchの選び方まとめ

Profoundは、AI回答上のブランド分析に加えて、質問需要、コンテンツ制作、AIクローラーの分析まで扱う製品です。一方で、利用できるAI、言語・地域、企業数、契約条件はプランごとに異なるため、機能の多さより自社条件との一致を優先して選ぶ必要があります。

選定では、最初に使うAIと市場、担当者数、必要な出力を具体化すると、StarterやGrowthで始められるか、Enterpriseの商談が必要か、別の選択肢が合うかを見通しやすくなります。公開ページで決まらない日本語対応、試用、解約、追加費用は、実データを使うデモと契約条件まで含めて判断材料にすると安心です。